政府の個人情報保護委員会は21日、長野県の二つの公立高校の生徒など1万4231人の氏名や成績などの情報が漏洩(ろうえい)した可能性があるとして、同県教育委員会に対し、個人情報保護法に基づき指導したと発表した。再発防止策の実施状況を3月29日までに報告することも求めた。
個情委の発表によると、それぞれの高校の教諭がパソコンでインターネットの閲覧中に、ウイルス感染を装う詐欺に遭い、校務用の端末に遠隔操作が可能なソフトを無断でインストールした。その結果、生徒や教職員の個人情報が外部に漏洩する状況が生じたという。
漏洩した可能性のある個人情…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル